みなさん。こんばんは。
いかがお過ごしでしょうか?
県によっては、緊急事態宣言も解除され、徐々に平穏を取り戻しつつある地域もあるかと思います。
まだまだ、コロナ収束の兆しが見えませんが、何とかワクチンが開発されるまで持ちこたえましょう!
さて、今日は「パトリオット・デイ」という映画について記事を書いてみました。
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パトリオット・デイとは
概要
2013年に発生した、ボストンマラソンにおける爆弾テロの事件発生から、事件解決までを描いたサスペンス映画です。
実話に基づく、感動作品です。
タイトルの”パトリオット・デイ(愛国者の日)”とは、ボストンのあるマサチューセッツ州、メイン州、ウィスコンシン州の3つの州で制定されている祝日です。
その祝日に事件の舞台となったボストンマラソンが開催されます。
ボストンマラソン開催の祝日にちなんだタイトルなんですね。
下記、本作品の予告編YouTube動画です。
あらすじ
2013年4月15日。アメリカ独立戦争開戦を記念して毎年開催されるボストンマラソンで、ギャラリーの歓声を受けながら多くのランナーが疾走していた。そしてすさまじい爆発音がとどろき、煙が吹き上がる。街がパニックに包まれる中、FBIは爆発をテロと断定。ボストン警察のトミー(マーク・ウォールバーグ)は、捜査の指揮を執る捜査官リック(ケヴィン・ベーコン)らFBIとぶつかり合いながらも共に犯人を追う。やがて、黒い帽子の男と白い帽子の男の存在が捜査線上に浮かび……。
Yahoo映画より
見所・面白いなと思った点
*ネタバレあり(気にしない方は、どうぞ先をお読みください)
まず先に、本作品の見所・個人的に面白いなと思った点を簡単にまとめて観ました。
- 緊迫感
- 事件当時の関係者(被害者・警察官)のインタビュー映像が映し出される
- 亡くなられた方4名の実際の写真が映し出される
- 様々な人間模様
- それでも、希望を与えてくれる
緊迫感
事件発生前から犯人逮捕までずっと緊迫感の漂う映画でした。
ところどころ、ボストンの街全体を空中から撮影したシーンが映し出されますが、それがより一層の緊迫感を与えます。
ストーリーもテンポよく進んでいきます。
事件当時の関係者のインタビュー映像
エンドロールに入る前に、事件当時の被害者・警察官のインタビュー映像が映し出されます。
事件のため、脚を切断した夫妻のインタビュー映像は印象的でした。
この夫婦も劇中で、きちんと描かれてます。
2人のインタビュー映像を観た後に、もう一回観るとまた違った思いを持ちながら映画に引き込まれます。
亡くなられた方の実際の写真が映し出される
ボストンマラソンでの爆発で3名の方が命を落とし、犯人の逃走中に1名の若い警察官の方が命を落とします。
彼らの写真と追悼文が映し出され、本作はエンドロールに入ります。
このシーンは涙を通り越して、何の罪もない彼らの命を奪った犯人への怒りが込み上げてきます。
様々な人間模様
この映画では、実に多くの人物が登場します。
「ん?ちょっと、この役の人にまで焦点を与える必要なないのでは?」と思う人物も中にはいましたが、犯人を含めた多くの関係者のそれぞれの人間模様をうまく描いてます。
被害者各々の被害にあわれるまでのバックグランドの描き方はとても良かったなと思います。
それが映画後半のシーンに活きてきます。
それでも、希望を与えてくれる
物語も後半に差し掛かり、犯人の逃走によりボストン地域に「外出禁止令」が出され、主人公トミーを含む警察官・FBI・S.W.A.T.が出動し、各家庭を一軒一軒周るシーンがあります。
そんな中、主人公トミーの同僚が「事件を防げたか?」と問いかけます。
彼は「難しい。でも、どんな悪も愛は奪えない。悪を倒す唯一の方法は愛」と答えます。(正確には、その間に他のセリフが入ります)
このシーンは目頭が熱くなります。
テロとの戦いも、今のコロナとの戦いも同じなんだなと実感しました。
やつらも人の命は奪えても、人間同士が育む愛や絆までは奪えません。
ウイルスが広がり、人々を苦しめ、命を奪っている間にも、新たな愛は確実に芽生えてます。
実際、私もいつもよりも実家の親に連絡する回数が増えましたし、親からも私へのメールが増えました。
テロもウイルスも防ぐのは難しいですが、それでも我々人間が持つ愛という美しい感情は奪えない!
彼らが愛を奪えない限り、我々人類は負けないのです。
そうこの作品は教えてくれます。
最後に
みなさま!いかがでしたでしょうか?
個人的には、夜のしっぽりした時間に観るのをオススメします。
こういう映画は、前向きな気持ちにさせてくれるので好みのジャンルです。
それでは、またお会いしましょう。