みなさん。こんにちは。
世間は4連休の真っ最中ですが、いかがお過ごしでしょうか?
コロナの影響もあり、東京都からは外出自粛要請が出ている関係上、家に居ようかなと思ってます。
外出出来ず暇な日々をお過ごしの方に、今日は”普段、全く小説を読まない”ボクがオススメする海外ミステリー小説をご紹介したいと思います。
選出した作品のポイントとしては以下の通りです。
- テンポよく読みやすい
- 大どんでん返し有り
- 想像の不可能の結末
- 読み終えるのにそんなに時間がかからない
それではいきましょう!
その女アレックス
フランスのミステリー小説です。
物語の冒頭で主人公アレックスは、とある男に誘拐・監禁され、檻の中に入れられます。
そこから決死の脱出を試み…。
と言った流れで物語が進んでいきます。
とにかくテンポよく物語が良く、読みやすいです。そして、冒頭の話からでは全く想像のつかない展開が待ち受けてます。
「ええ!??」という衝撃を今でも覚えてますし、寝る間を惜しんで読みました。
本作は、「週刊文春2014年ミステリーベスト10」堂々1位! 「ミステリが読みたい! 」「IN POCKET文庫翻訳ミステリー」でも1位。イギリス推理作家協会賞も受賞しております。
数々の賞を総ナメにしたのも納得です。
ブルックリンの少女
「その女アレックス」と同じくフランスのミステリー小説です。
フランスで大ベストセラーとなった作品で、著者のギヨーム・ミュッソは本国フランスで最も人気のある作家の一人だそうです。
主人公ラファエルは婚約者アンナと共に休暇を過ごしてました。その際、アンナに彼女の過去を執拗に問い詰めると、観念した彼女が一枚の衝撃的な写真をラファエルに見せます。
その後、アンナは突然の失踪。
ラファエルは友人の元警部と共に彼女を探します。調査を進めるうちに、過去に起きたとある事件と彼女との関連性が浮上し…。
という流れで物語が進みます。
これまた、想像のつかない展開に驚かされました。
最後まで読み応えがあり、引き込まれます。
ただ、ちょっと悲しくなるというか重い一面もあり、自分は完全に「スカッとした」という感じではなかったです。
婚約者のアンナは黒人と白人との混血児との事なので、もしハリウッドで映画化されたらメーガン妃が演じるのかなと勝手に想像しました。笑
天使と悪魔
「ダ・ヴィンチ・コード」で有名なラングドン・シリーズの第一作です。
個人的には、翻訳の文体が好きで、めっちゃ読みやすいです。
そのため、本シリーズは全部読んでおります。
「ダ・ヴィンチ・コード」より面白く、このシリーズで本作を超える作品は未だに出てません。
映画のシリーズ物も最初の作品が一番面白いと言われますが、小説も同じなんでしょうかね。
「ダ・ヴィンチ・コード」と同じくハリウッドで映画化もされました。
ただ、「映画で見たし、小説はいいや」というそこの貴方!
ちょっと、待ってください!
映画と小説では全く内容が異なります。
本作品の一番大事なところが、映画では描かれませんでした。そのため、映画と小説は別作品と言っていいくらい違います。
映画を見た人ほど、小説の方を読んで欲しいなと思います。
そしてミランダを殺す
邦題が結構インパクトのありますね。
原題は「The Kind Worth Killing」(殺されて当然の者たち)なので、良い邦題を考えたなと思いました。読み終えると原題の意味もなるほどなと思えます。
実業家のテッドは空港のバーで見知らぬ美女リリーに出会う。彼は酔った勢いで、妻ミランダの浮気を知ったことを話し「妻を殺したい」と言ってしまう。リリーはミランダは殺されて当然だと断言し協力を申し出る。だが殺人計画が具体化され決行日が近づいたとき、予想外の事件が…。
本の裏面より
登場人物毎の語り口で物語は進んでいきます。
途中で「???」「えっ?どうなってるの?」という展開になり、そこから止まらなくなります。
物語が二転三転し、最後のオチで「おお!!」という気分になります。
オススメです。
まとめ
みなさん。いかがでしたでしょうか?
普段、私はビジネス書ばかりで小説を読まないのですが、そんな私がハマった海外ミステリー小説を紹介させて頂きました。
少しでも興味をそそられる作品があれば幸いです。
それでは、またお会いしましょう!